- 夏の冷え症「クーラー病」とは
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連日の猛暑で体のだるさや手足の冷えなど体調を崩していませんか。
夏の「クーラー病」は自律神経の乱れが原因です。
エアコンによる体調不良の原因「クーラー病」は、別名「冷房病」とも言いますが、どちらも正式な病名ではなく、主に冷房が原因で起きる自律神経のバランスが乱れた
状態のことを指します。
クーラー病の症状は冷え性と同じで、体や手足の冷え、体のだるさ、疲労、食欲不振、頭痛、腰痛、肩こり、不眠などがあります。
自律神経は体の免疫やホルモンの働きとも深い関わりがあるため、女性の場合だと生理不順や生理痛の症状が出る場合もあるんです。
クーラー病には段階があるので、早いうちから異変に気付いて冷房を控えたり、規則正しい生活や適度な運動で体内循環を促し自律神経を整える必要があります。
ここでクーラー病の段階別症状を紹介しておきます。
1、手先や足先に冷えを感じます。血液は生命維持に重要な内蔵や脳に流れていくため、手足の末端部分には血流が減って冷えを感じてしまいます。2、 末端部分だけでなく、腹部と下半身にも冷えを感じます。腹部が冷えるため胃腸障害、婦人科疾患、泌尿器疾患などの症状が出て食欲不振になります。
3、 体全体に冷えを感じるようになります。夏の気温が高い日でもジャケットを羽織るなど、体温の調整が難しくなり、体のだるさや疲労を感じて頭痛や腰痛、肩こりに
悩まされます。
クーラー病は低血圧や運動不足な女性に多くみられます。休憩中や週末に運動するなど積極的に身体を動かすように心がけることも大切です。また体内循環を改善するリンパドレナージュトリートメントや、アロマテラピートリートメントで血液循環を促進して代謝機能を改善しクーラー病などによる冷えを緩和します。
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